好きでもなく嫌いでもないもの

先日、バーンロムサイ鎌倉店の隣にあるラーメン屋『一閑人』さんでランチをした時のこと。

この日は『青唐つけ麺』と『鎌倉サラダ(小)』を注文。

いかにも南国をイメージしたかのようなバナナリーフ型のお皿で運ばれてきた『青唐つけ麺』。青唐辛子を混ぜ込んだもっちもちの平打ち麺を、ドロッと濃厚なスープに絡めるとピリリと辛いが柑橘系の後味でサッパリ。トッピングで『パクチー』を選べるのも私には嬉しいポイントだった。

サイドの『鎌倉サラダ(小)』はこちら。

¥280でこのボリューム!

おしゃれカフェばりの丁寧な盛付、カラフルで新鮮な野菜に自家製ドレッシング。

旅先でなんとなく地名が付いているものを(果たしてそこの名産なのかはさて置き)ついつい注文して失敗。なんてことはよくあるけれど、価格・味・ボリュームどれをとっても正解!と思える内容だった。

そして驚いたことにカラフルな野菜たちの中にが混ざっていた。

『柿』

ふと昔、実家に柿の木があり秋になるとテーブル上のカゴに並んでいたことや
カラスに突かれて地面にべちゃっと落ち、そこに蟻が群がっている光景を思い出した。

考えてみればもうしばらく柿を食べていない。何故なのか。

当時の幼い私はりんご!ぶどう!みかん!のような
いわゆるお子様用ジュースにもなっているようなみずみずしいものが果物だと認識しており、味も触感もぱっとしない(実家の)柿を果物として出されたところでさほど嬉しくなかった。

その後どこかで食べるような機会があっても、柿が好きという人が居れば譲ったり自分でわざわざ買うというようなことも当然無かったものだから
この日ラーメン屋のカウンター席で頼んだつもりもない『私だけに出された柿』を、嬉しいような嬉しくないような気持ちで頂いてみた。

あれ、美味しい。

それもそうか。
20年も経てば当然私の味覚も変わっているだろうし
より美味しくなるよう品種改良も進んでいるだろうし
何よりこれといった手入れをせずとも健気に毎年実をつけてくれていた実家の柿の味しか知らなかったんだから。

よし、今年は柿を買ってみよう!とバーンロムサイ鎌倉店と鎌倉駅との丁度中間あたりにある八百屋『浜勇商店』さんに立ち寄ってみた。

高級果物と新鮮な野菜と看板にあるが野菜も果物もわりと手頃で、
(柿の相場は検討も付かないが)目当ての柿も何種類か並んでいた。

なんと・・今や『種無し柿』まで存在するのか。。。と驚きつつ
1個150円(3個400円)の甘い種なし柿を購入し食べてみた。

美味しいぃぃ。

ラーメン屋での思いがけない出会いから、秋の楽しみがひとつ追加された。

好きでもなく嫌いでもないもの=まだ美味しいのを食べた事がないもの

そんなものがきっとまだまだあるんだろうなぁ。

これを機に私にとっての『柿』なるものをリストアップして、わざわざ買って食べてみようか。好きになるか、もっと嫌いになるか、やはりどうでもいい存在なのか。それを楽しんでみるってのもなかなかいいな。

皆さんもそんな食べ物はありますか?

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