Autumn
先日地元へ帰省し、母校の前を車で通りかかった時にふわり…金木犀の香りがした。
神奈川ではだいたい9月の終わりごろから10月の中頃には時期が終わってしまう金木犀だが
短い期間でもその香りを嗅ぐと、秋の始まりをとしっかり感じさせてくれる。
また、私にとっては小学校の運動会や、地元の大きな秋祭りの記憶が蘇る、思い出深い香り。
そのことを父、姉に話すと「何を言っているんだ!この時期、この場所と言えば鼻をつんざくあの銀杏の匂いだろう!」と二人から一斉に猛反論がきた。(笑)
「いやいや落ち着いてくださいな2人とも。確かに銀杏の匂い、うん、わかるわかる。だけど金木犀が香ったって良いじゃないか!」…食い下がる私。
帰省早々、秋の香り談義に花が咲く。
母校は川沿いに面し、銀杏並木が上流の方向へ続いていて、9月中頃から銀杏の葉も黄色に色づき始める。
ちょうど秋祭りの頃は多くの人が歩き、落ちた銀杏の実が潰れるので、あの独特な香りも川沿い一帯に漂うのだ。
食欲の秋、読書の秋、運動の秋
色んな「秋」があるわけだが
香りもまた、秋の風物詩の一つなのかな、と改めて感じた。
皆さんの思い出の秋の香りは、なんですか?
.
.
and.