こころのおしゃべりとちいさな冒険

前回は海。

今回は山!

珠玉の寺紹介!のつもりで、北鎌倉へやって来た。

西口から降りてまずは東慶寺をぐるりと回り、続いて浄智寺へ。

浄智寺をはじめて訪れたのは一年前。鎌倉へ遊びに来てくれた友人とのんびり散策をしていた時にたまたま見つけたお寺さん。そのときは特に下調べせずに向かったのだが、鎌倉五山第四位に指定されている由緒正しき寺院だと聞いてびっくり。偶然にたどり着いたのがとてもありがたい気持ちだったのを覚えている。

本堂には左から弥勒如来・釈迦如来・阿弥陀如来と言う順で配置されているらしく、過去・現在・未来を表しているらしい。(仏様を直接カメラに収めない主義の為、本堂の写真は割愛)

本堂裏の庭園。いいですねえ(語彙力は横須賀線車内に忘れてきました)

また、こちらは江ノ島・鎌倉七福神めぐりの一つとして、奥へと進んで行くと布袋さまが安置されていて、神仏習合と言って良いだろうか。一つの寺院でお祈りもできてお願い事もできる。なんという贅沢な。有難い。

まるで龍のようにうねり岩と融合している木

さて、浄智寺を後にして(短い!)次はどこへ行こうか…のんびり歩きながら帰ってもいいかな(寺紹介のつもりはどうした)どうしようかな。。。などと考えていた時に目にとびこんできた

そう、ここ鎌倉にはギャラリー喫茶・アトリエ兼カフェなどなどがたくさんある。それはもう山ほどある。

だからさほどもの珍しいものではないのだが(お店の方大変失礼しました。)

だけど、だけども見つけてしまったその名は

た か ら の に わ  

もう冒険心が大人しくしていない。ワクワクが止まらないとはこのこと。

この先はまさしくハイキングコースが待ち受けているだけではないのか…

帰宅して洗濯物を取り込むというミッションは完全に後回しになり、好奇心が勝った瞬間。

わりと歩いて、ハイキングコースすぐ横に見つけた。庭への入り口。

まあ言うてこの看板からわりとすぐにお店をはあるのだろう。とにかく進んでみよう。

ほどなくして3つめの看板。なんと…窯まであるのか。さすがにここからはもうすぐだろう。ずんずん進む。

石畳をだいぶ歩いた。緑生い茂る右手の古民家らしき建物からは撮影会をしてる御一行と、お子様たちの楽しそうな声が響く。たからの庭さんはもう目の前かと思いきや、この建物ではないようだ。

あらわれたまだまだ続く石畳。

私のすぐ後ろにはカップル。

しかも道は細い。

「どうしよう、進むしかないじゃん。」

石畳のゆるい坂道をのぼると続いてあらわれたのは

最後の看板だろうか、たからの庭窯。

が、写真では伝わりにくいがなかなか茂っている。

これが時折見かける、計算された放置というやつだろうか。目の前に見える建物も、明らかに飲食店のそれとは違う雰囲気を漂わせていて、思わず「えっ」と声が出た。

後ろのカップルも「えっ」って言っている。

進むかどうしようか悩むけど、なんせ狭い一本道。

後ろのカップルも折り返そうとしない。しかもどうするとか相談し合っている様子もない。

「なんだこれは、私の進む待ちか?」

そうとあれば行くしかあるまい。RBGでパーティの先頭にでもなった気分だ。

また歩きすすめてみると

やっと出てきた!急に出てきた!ああなるほど、カフェっぽい。

入り口はどうやら写真右奥にあるようだ。

ランプが温かくていい感じだ。

店内はファミリー向けのお座敷と別部屋にカウンター席・テーブル席

そしてこのお庭で頂くことができるようだ。

奥にはまた建物があって、そこがアトリエとなっている様子。

残念ながら、この日はお客様が大勢いらっしゃったので店内の撮影は出来なかった。たからの庭所以のお写真はまた今度!

こちらのアトリエで作られた物だろうか、可愛らしいマグカップや置物が沢山並べられていて、注文を待っている間にゆっくりと見ることができる。

丁寧に淹れられたハンドドリップコーヒーや、紅茶、ビールなどがいただけて、手作りのクッキーなども販売している。

日替わりでお食事も提供しているとのこと。

これはまたワクワクが止まらない昔ながらの井戸。ちゃんと水が出る。

次回また冒険がてら、ゆっくりお邪魔したい。

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